ACLS & PALSの1日について解説
・開催ご希望がございましたらぜひご相談ください。日本全国への出張可能です。
依頼者側で会議室などを準備できる場合、資器材一式を持参し講習開催が可能です。
会場の準備が難しい場合、当会で探すことも可能です。
こちらよりご相談ください。
https://www.child-lifes.com/request/
個人での受講希望、公募講習はこちらからご確認ください。
G2020の教材から、受講前にDVDを閲覧する受講前作業ありのコースが設定されました。それに伴いまして1日講習でも、比較的、余裕を持ち開催できるようになっています。また、BLS資格については、AHA規約上は必須としていませんので、引き続きBLS資格なしでACLSの受講が可能です。
1日と2日講習の違いは、練習時間、解説時間の違いが大きいです。
繰り返しじっくり学修したい、練習をたくさんしたい場合は2日講習をお勧めします。
どちらの講習を選択した方が良いか迷っている方は、ご相談に応じますのでご連絡ください。
職種について
初期研修医のかたでも基本、AHA指定の事前学習を行って頂ければ受講には問題ございません。
看護師については、急変時や心停止の対応や、場面をある程度理解しているかたが1日講習の受講対象基準と考えています。
開催経験から病棟看護師の方で
・急変を始めて体験するなどし学びたいが、ほとんど急変対応がわからないので学習したい。
・心電図がほとんどわからない。
・自分で薬やCPRや役割分担の指示を出したりするのが苦手、ほとんどわからない。
ACLSコースでは、実際に心停止の場面を想定しリーダーとして指示出しをします。
*アドレナリン1mgの投与をお願いします。
*〇〇さん圧迫を代わってください。
*200Jで電気ショックしますのでチャージお願いします。
*実技試験では継続する4つのアルゴリズムをリーダーとして指示だし。
上記の項目に該当する方は2日講習をお勧めします。
なお、休みが取れないなどの理由で上記に該当する場合でも講習時間を長くすることで対応可能な場合もあります。
迷った場合は、一度ご相談ください。LINEでも相談を受けてけています。
もちろん、看護師の方を対象に事前に上記の指示だしやアルゴリズムの理解を深めるためのオリジナル動画を配信いたしますので、そこを何度も見て指示だしを繰り返しイメージトレーニングは重要になります。
医療系学生や他職種(薬剤師・PT・OT)のかたについて
原則、2日講習をお勧めしますが、
医学生などで事前学習を確実にしっかりと実施し、準備を万全に行えば1日講習でも十分に対応可能です。
・標準講習時間:9:30〜20:00
*昼食はランチョンセミナーとなります。事前にご準備ください。
・受講生定員:最大5〜6名(公募講習)
・夕食の時間は設けません。お菓子など軽くつまめる物は準備しております。
・事前準備(AHA指定の受講前自己評価・受講前作業DVD視聴)を必ず行ってください。
受講前自己評価は間違えた問題を確認し内容を再度、確認ください。
・開催責任者は看護師となります。治療詳細など医師段階での診療は講習に含まれません。
・事前の準備
受講前自己評価の実施(間違った問題をテキストに戻って確認、目安としては3〜4時間前後)
受講前作業の実施(ウェブでのDVD視聴:じっくり確認などを含めると4〜5時間前後)
【希望者のみ】当会オリジナルの動画映像資料を用いた事前学習(2時間程度)
ACLSと同様にPALSがついに1日で受講できる時代となってきました。
ガイドライン2015の時代よりPALSの1日講習を依頼や公募で開催してきましたが、残念なことに講習時間が長いという欠点がありました。当時は講習内容を1日で終わらせるために朝の9時開始、夜の21時30分終了、お昼休憩は数10分で、休憩は挟むものの、ほぼ1日継続して講習をするというハードな内容でした。
それでもたくさんの方から1日で終わるのはありがたい!嬉しい!というコメントを頂き、その思いを糧に講習を継続してきました。
今回、ターニングポイントとなったのがガイドライン2020の受講前作業の設定です。コースを受講する前にDVDをウェブで事前に視聴することが可能となり、講習でDVDを流す時間がかなり短縮されました。約2時間程度のDVD視聴時間があるので、その時間を削りDVDのポイント解説のみとし、より深いディスカッションやスキル練習をするだけの時間を確保できました。その結果、継続的に公募講習が開催できるだけの準備が整ったと当会では判断しました。
過去には、小児科看護師、救急外来看護師、NICU看護師、初期研修医、後期研修医、麻酔科医、小児専門病院医師などたくさんのかたが受講されています。1日でPALS資格を取得できるので勤務調整もつきやすいのが最大のメリットです。
・医師(研修医含む)
・看護師・救急救命士など(下記、条件にある方)
職種について
過去の開催実績から医師であれば問題ございません。
初期研修医のかたの場合でも基本、事前学習を行って頂ければ受講には問題ございません。
看護師については、救急系や急変時の対応を理解し、学習のベースがあるかた(経験5年前後)にオススメいたします。その上でしっかりと事前学習を行うようにお願いいたします。
どのように学習していけばわからない、
基礎からじっくりと学習したい方は2日間講習をお勧めします。
看護師・救急救命士で1日講習を受講する人の目安としては、以下となります。
・初期評価から1次評価の手順を理解しており、ある程度実施できる
・VF、pVTなど心停止のアルゴリズムを理解している、どのように進行するかある程度わかる
・CPRの手技(小児・乳児)をできる。
上記を読み、イメージがつかない、学習が苦手、長時間の集中力がもたない、
情報量が多いと混乱するなどの場合、2日講習をお勧めいたします。
また、横浜系PEARSの受講生であれば問題ございません。
・標準講習時間:9:00〜20:30
*昼食はランチョンセミナーとなります。事前にご準備ください。
・受講生定員:最大4名
*受講生定員を通常6名から減らしシナリオ練習量を確保しています。
・夕食の時間は設けません。お菓子など軽くつまめる物は準備しております。
・事前準備(AHA指定の受講前自己評価・受講前作業DVD視聴)を必ず行ってください。受講前自己評価は間違えた問題を確認し内容を再度、確認ください。無勉強での受講は1日がわからないうちに終わってしまいます。
・まったくの無勉強の場合など試験状況によっては、後日、再試験となる場合がございます。
・開催責任者は看護師となります。治療詳細など医師段階での診療は講習に含まれません。
・事前の準備
受講前自己評価の実施(間違った問題をテキストに戻って確認、目安としては3〜4時間前後)
受講前作業の実施(ウェブでのDVD視聴:じっくり確認などを含めると4〜5時間前後)
【任意】当会オリジナルの資料を用いた事前学習(2時間程度)
・太田 肇 様(医師)PALS-1日講習
事前学習での不安を抱えながらの受講となりましたが、受講者の理解度に応じて丁寧に解説を頂きました。夕方になると息切れ気味でしたが、その都度、講義と実技をバランスよく取ってセミナーを進行いただき試験終了までたどり着くことができました。1日、本当にありがとうございました。
・小児科医師(匿名)PALS-1日講習
今まで何となく過ぎ去ってしまったいた評価や介入の仕方を1つ1つ言語化していくことで、患者の状態を俯瞰的に見ることができ、今後の小児科での診療に活かせることが盛りだくさんの講習でした。普段なんとなく通り過ぎている盲点や注意点をインストラクターのかたが丁寧に教えてくださり新たな気づきを得ることができました。
小児救急看護認定看護師 Tomohiro IIMURA/飯村知広
2010年にAmerican Medical Response-TC;HAWAIIにてPALSインストラクター資格取得
2013年 日本医療教授システム学会-ITC PALSファカルティ認定
PALSプロバイダーマニュアルG2020監訳
*JSISH-ITCのPALS監訳コアメンバーとして参加
開催実績
2021年度:PALS 13コース
2022年度:PALS 17コース・ACLS 25コース
2023年7月現在:PALS 14コース・ACLS 23コース